特集
熱海土石流
静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む28人が犠牲になりました。
-
熱海土石流
責任論、年度内決着を 地裁支部・損賠訴訟 裁判長が方針 /静岡
2024/5/24 05:04 -
熱海土石流
事業完了2年延期 逢初川改修と道路整備 /静岡
2024/3/23 05:27 -
熱海土石流
厳格な行政対応重要 県議会常任委 盛り土再検証結果 /静岡
2024/3/12 05:01 -
熱海土石流
新設市道、立体的に示す 市と県、被災者に現場説明会 /静岡
2024/1/28 05:05 -
熱海から能登に「恩返し」 土石流の被災者が街頭募金でエール
2024/1/6 17:05 -
熱海土石流
旧土地所有者に4.6億円納付命令 県、盛り土撤去費 /静岡
2023/12/31 05:03 -
「本当のこと知りたい」原告10人が新たな弁護士選任 熱海土石流
2023/12/15 11:00 -
熱海土石流
新たな弁護団選任 賠償訴訟・原告10人 裁判をバックアップ /静岡
2023/12/15 05:01
梅雨前線の影響で2021年7月2日から関東や東海地方を中心に激しい雨が降り、静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で3日午前10時半ごろ、大規模な土石流が発生した。
伊豆山地区はJR熱海駅の北約1・5キロにある急傾斜地の多い地域で、住宅や旅館が点在する。
県は5日、安否不明者を特定するため、対象地区の住民基本台帳に登録され、所在が確認されていない「所在不明者」64人の名簿を公表。本人や親戚からの連絡があり、市は6日朝までに41人の安否を確認した。
もっと知りたい
新着記事
-
熱海土石流
責任論、年度内決着を 地裁支部・損賠訴訟 裁判長が方針 /静岡
2024/5/24 05:04 570文字28人が犠牲になった熱海土石流災害の損害賠償訴訟の弁論準備手続きが22日、地裁沼津支部(寺本昌広裁判長)であった。誰が被害の責任を負うかという「責任論」について、寺本裁判長が「年度内に決着をつけたい」と述べ、審理の迅速化を目指す姿勢を示したという。 弁論準備は非公開だったが、終了後に被災者側の従来
-
熱海土石流
事業完了2年延期 逢初川改修と道路整備 /静岡
2024/3/23 05:27 406文字熱海市は22日、伊豆山土石流災害の復興計画の改善策について議論する懇話会を開いた。この中で市は、被災地で県と市が実施している逢初(あいぞめ)川の改修と道路整備の完了時期を、当初予定していた2024年度末から26年度末に遅らせることを明らかにした。 東海道新幹線と東海道線の高架下での工事が必要で、工
-
熱海土石流
厳格な行政対応重要 県議会常任委 盛り土再検証結果 /静岡
2024/3/12 05:01 439文字熱海市で2021年に発生した土石流災害を巡り県は7日、行政対応の再検証結果を県議会常任委員会で明らかにした。砂防法など関係法令に基づく対処で災害発生を抑止することは難しかったとしつつ、不適切な盛り土が最大の原因だとして「県や市による厳格な行政対応が重要だった」と総括した。 土石流発生以前に、下流の
-
熱海土石流
新設市道、立体的に示す 市と県、被災者に現場説明会 /静岡
2024/1/28 05:05 375文字熱海市伊豆山で2021年に起きた大規模土石流からの復旧・復興事業を進める市と県は27日、被災者や住民を対象にした現場説明会を実施した。 市と県は、被災した逢初川中流部で河川を改修し、両岸に市道を新設する計画を進めている。今回の説明会は、新しい河川と市道が通る位置を棒やくいで立体的に示す「丁張(ちょ
-
熱海から能登に「恩返し」 土石流の被災者が街頭募金でエール
2024/1/6 17:05 489文字静岡県熱海市伊豆山で2021年に起きた大規模土石流の被災者らが6日、最大震度7を観測した能登半島地震の被災者のための街頭募金をJR熱海駅前で行った。 被災者や熱海青年会議所のメンバーら10人ほどが募金箱を持って改札口近くに立ち、熱海を訪れた多くの観光客らに協力を求めた。 伊豆山で活動する復興支援団
-
-
熱海土石流
旧土地所有者に4.6億円納付命令 県、盛り土撤去費 /静岡
2023/12/31 05:03 341文字熱海市で2021年に発生した大規模土石流を巡り、県は起点となった土地の旧所有者である不動産管理会社「新幹線ビルディング」(神奈川県小田原市)に対し、盛り土を撤去する行政代執行費用を県に納付するよう命じたと明らかにした。費用は約4億6000万円。命令は11月8日付。同社は応じていない。 県によると、
-
「本当のこと知りたい」原告10人が新たな弁護士選任 熱海土石流
2023/12/15 11:00 834文字28人が犠牲になった2021年7月の熱海土石流災害の損害賠償訴訟で、遺族ら住民側被害者の原告のうち10人が新たな弁護士を選任した。静岡地裁沼津支部で訴訟の弁論準備手続きが行われた13日、新弁護団が記者会見を開き「真相究明を求めるのが新弁護団の活動目標」と説明した。旧弁護団と対立する意図はなく、バッ
-
熱海土石流
新たな弁護団選任 賠償訴訟・原告10人 裁判をバックアップ /静岡
2023/12/15 05:01 830文字28人が犠牲になった2021年7月の熱海土石流災害の損害賠償訴訟で、遺族ら住民側被害者の原告のうち10人が新たな弁護士を選任した。地裁沼津支部で訴訟の弁論準備手続きが行われた13日、新弁護団が記者会見を開き「真相究明を求めるのが新弁護団の活動目標」と説明した。旧弁護団と対立する意図はなく、バックア
-
土石流避難世帯、家賃支援を継続 熱海市・55世帯に /静岡
2023/12/2 05:36 308文字熱海市伊豆山の大規模土石流で市は11月29日、原則として11月までとしていた避難世帯の応急的な住宅にかかる家賃の補助などの支援を12月以降も続けることを明らかにした。 市によると、避難先の住居の支援は9月1日の警戒区域解除後、原則3カ月としていた。これまでに避難世帯の約6割にあたる77世帯が旧警戒
-
熱海土石流
復興改善案、意見聞く 市と住民が懇話会、初会合 /静岡
2023/10/24 05:10 341文字熱海市伊豆山の大規模土石流で、市は23日、復興計画の改善案策定に向けて住民などの意見を聞くための懇話会の初会合を市役所で開いた。 懇話会は伊豆山地区の町内会や被災者の代表、学識経験者ら委員10人で構成。斉藤栄市長が座長を務める。 初会合では、市側が復興計画の進み具合を説明。各委員からは「河川や道路
-
-
熱海土石流
復旧・復興 車座で説明 7地区へ /静岡
2023/10/19 05:19 384文字熱海市伊豆山の大規模土石流からの復旧・復興に向け、市と県は、被災地を7地区に分けて行う地区別説明会を17日から始めた。12月まで各地区で順次開き、少人数の住民を対象に車座で事業の説明や質疑応答をする。 地区別説明会は、これまでの大人数の住民説明会では十分な意見聴取ができず、住民と行政の合意形成を図
-
熱海土石流
警戒区域解除1カ月 進まぬ帰還、復興に不安 「みんなバラバラに」 /静岡
2023/10/5 05:31 1177文字熱海市で2021年に起きた大規模土石流を受け、2年超にわたり続いた警戒区域の指定が解除されて1日で1カ月となった。倒壊を免れた建物が残るエリアでは、電気やガスといったライフラインが今年12月までに全て復旧する見通しだが、住民の帰還は進まない。避難先で今後も暮らしていくことを決めた人も少なくなく、一
-
熱海土石流
復旧費補助を議会了承 市が9割 新制度、月内にも /静岡
2023/9/26 05:13 495文字熱海市伊豆山の大規模土石流の復旧事業をめぐり、市議会は25日の全員協議会で、被災者側が行う宅地の復旧工事に要する費用の9割を市が補助する新たな制度を了承した。 市は今年5月、当初示していた、市が土地を買収し分譲する手法から、被災者側が行う復旧工事に補助金を支給する制度への方針変更を発表した。だが議
-
熱海土石流
被災者賠償訴訟 公開文書1400枚超 県が黒塗り外す /静岡
2023/9/21 05:12 338文字熱海市伊豆山で2021年7月に発生した大規模土石流で、遺族ら被災者が、土石流の起点にあたる土地の現旧所有者と県と市に損害賠償を求めている訴訟の弁論準備が20日、非公開で地裁沼津支部で開かれた。被害者側の求めに応じて、県は黒塗りで公開した1470枚の公文書のうち、26枚を除いては黒塗りを外したことを
-
熱海土石流
現地で生活再建、希望世帯3割に 整備計画進捗遅く /静岡
2023/9/14 05:09 283文字熱海市は13日、伊豆山で2021年に起きた土石流災害の被災者のうち現地での生活再建を望む世帯の割合が、昨年8月時点の5割から今年9月時点では3割に減ったと明らかにした。 市議会本会議で越村修議員の一般質問に三枝壮一郎・健康福祉部長が答えた。現地再建の希望が減る一方、他の区域で生活再建をする意向を示
-
-
熱海土石流
知事が復旧状況視察 川拡幅・市道新設 「丁寧に説明」 /静岡
2023/9/5 05:03 306文字2021年に起きた熱海市伊豆山の土石流災害で、川勝平太知事は4日、現地を訪れて復旧状況を視察した。 川勝知事は、不安定な土砂が撤去された逢初川源頭部や新設された砂防ダム、県が河川改修工事を進めている逢初川中流部を見て回った。 知事は、1日に警戒区域が解除されて人の出入りが自由になった被災地を見渡せ
-
住民、喜びと戸惑い 熱海土石流で警戒区域解除、復興なお遠く
2023/9/2 17:00 1185文字1日にあった静岡県熱海市伊豆山地区の「警戒区域」解除。一帯が土石流にのまれた「あの日」から約2年2カ月、立ち入りを阻んできたロープがようやく撤去された。だが、大部分でライフラインの復旧や住宅の修繕は進んでいない。「帰還にはまだ時間がかかりそうだ」と様子見する住民の姿が多く見られた。【皆川真仁、最上
-
熱海土石流
警戒区域解除 「あの日」から2年2カ月… 住民「やっと戻れた」 復興への道、いまだ遠く /静岡
2023/9/2 05:14 1147文字1日にあった熱海市伊豆山地区の「警戒区域」解除。一帯が土石流にのまれた「あの日」から約2年2カ月、立ち入りを阻んできたロープがようやく撤去された。だが、大部分でライフラインの復旧や住宅の修繕は進んでいない。「帰還にはまだ時間がかかりそうだ」と様子見する住民の姿が多く見られた。【皆川真仁、最上和喜、
-
熱海土石流、警戒区域を解除 発生2年、ライフライン復旧はめど立たず
2023/9/1 10:42 462文字静岡県熱海市で2021年7月3日に発生した大規模土石流を巡り、2次災害の危険があるとして同年8月以降2年超にわたり原則立ち入りが禁止されてきた同市伊豆山地区の警戒区域指定が1日、解除された。区域内外の往来や住民の帰還が順次始まる。 ライフラインの復旧や住宅の修繕が完了しておらず、200人前後の避難
-
熱海土石流
警戒区域きょう解除 現場を住民に公開 県は「安全確保」と説明 /静岡
2023/9/1 05:01 455文字県は31日、熱海市伊豆山で2021年に起きた大規模土石流の起点付近で、このほど土砂撤去工事が完了した現場を被災者や地元住民に公開した。【長沢英次】 工事で県は、被害を拡大させたとされる盛り土のうち、崩れずに残っていた不安定な土砂約1・9万立方メートルを撤去した。撤去を受けて市は9月1日、被災地に設
-