歯周病の矯正が知りたい

歯列矯正治療をしていない歯でも年齢と共に変化するのか?


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みなさまおはようございます。
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

衆議院選挙がはじまりました!
投票は22日の日曜ですけど、期日前投票ができるので、
選挙権がある方はなるべく投票しにいきましょう!

議員選挙というと、若い世代の人は無関心な方が多くいると思います。
私は政治家ではないので、政治の事はコメントを控えますが、
政治家をよく観察していると、議員を続けていければそれでいいと
いう安易な考えの人がかなりおります。

例えば、東日本大震災の時の政権は民主党でした

つまり、当時の民主党はものすごい数の議員がおりました。
ところが、その後の民主党は選挙に勝てず、議員数も激減しました。

そんな中、民主党所属議員の一部は選挙に勝つために党を移籍する人も多数おりました。
一例としては、当時勢いのすごかった、橋下徹氏が立ち上げた 日本維新の会などです。

民主党はその後m民進党となり、
現在は小池百合子代表の希望の党と枝野幸男代表の立憲民主党とに分裂してしまいました。

国会議員に限らす、区会議員でも市会議員でもそうですが、
政治家である以上、自分の政治理念、信念が必要と思います。

医療人も自分の医療理念、信念が技術と同等かそれ以上に重要と思います。

つまり、どんな党に所属していようとも、
自らが政治家を志した以上は、選挙に勝てないといった安易な理由で
自分の政治理念や信念を簡単に改めてしまうような人は信用できません。

極端な話ですが、
選挙に勝てないということは、国民の支持を得ていないというだけです。
それならば、国民の支持を得るまでしっかりと運動をおこなっていけばよいだけです。

政治も医療も 進む方向性にブレがない人の方が信頼できると思います。

支持する候補者や政党がいなければ、その人の政治家としての変遷を参考にしてみると良いでしょう。

それでは、本日のテーマです

歯列矯正治療をしていない歯でも年齢と共に変化するのか?

プロ矯正歯科に初診相談に来られる患者さんのうち、
数名の方は数年経過してから再度来院される方もおります

そのような方の何名かは、以前よりも歯列が悪くなってきた!
といいます

実際のところ、初診相談時は検査などおこなっておりませんので、
確定できませんが、そのような相談をうけることが結構あります。

結論としては、

《歯列矯正治療をまったくしていない歯でも年齢と共に変化してきます》
は正解です!

原因は大きくわけて3つあります

1:顎の成長が残っていたり、親不知が生えてくるといった、顎の変化
2:咬む力が強かったり、歯ぎしりや食いしばりが原因で歯が動く
3:虫歯や歯周病が原因で歯が動いてくる(加齢変化)

どれも大変重要な因子です。
1は10~30歳くらいまで
2は年齢を問わず
3は10~60歳くらいまでと幅広いです

それでは予防法はあるのかというと?
体質的な改善効果は望めないので、リテーナを使用するといった
物理的な保存方法しかないと思います。

もしも、リテーナーを使用するのが困難であれば
歯の裏側から固定する方法も良いと思います。

結局のところ、1ミリたりとも歯の動くのを防止したければ
保定をしっかりとおこなう必要があるのです

当院の場合、
歯列矯正治療をまったくしていない人の5年後といった写真がないので、
部分矯正治療をした患者さんの5年後という形での評価となります

初診時です

パッとみて、上の歯列が曲がっているのがわかります

曲がっていて、上の前歯が出ております

よくみると左右の永久歯の本数が異なります

下の方は前歯が少しねじれています

このように上顎だけの部分矯正治療です

部分矯正治療終了です

部分矯正治療後でも下の歯列は変化ありません

上顎の歯列は左右対称になりました

矯正装置撤去後5年くらい経過した写真です

比較的安定していると思います

下顎歯列の方は、前歯のガタガタが目立ってきました!

矯正治療終了後と比較すると

この時は1本だけガタガタだったのですが、

この時点では左右の下前歯がガタガタになってきました

些細な変化と思えばそうですが、

今回は資料が20代の患者さんであったこと

親知らずはすでに抜歯済みであり、

予想される歯列の動きを防止する対策をとっている

などなど、いろいろと手を加えております。

つまり、

何も対策をしていない場合は

もっと顕著な変化をしていた可能性もございます

当院の場合、治療する患者さんは継続来院されますが、

相談だけの人の場合はそれっきりになってしまいますので、

このような経過をみることは難しいですね

それではそろそろ8時になりました。

本日も最後までありがとうございました

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