ラベル 睡眠時無呼吸症候群 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 睡眠時無呼吸症候群 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年5月17日火曜日

睡眠時無呼吸が起こす全身的リスク | <練馬区 歯科>

睡眠時無呼吸症候群と診断されるのは、呼吸が10秒以上止まる「無呼吸」が一晩に(7時間)に30回以上、あるいは1時間あたり5回以上ある場合で、その中で軽症は、無呼吸と低呼吸が1時間あたり5~15回発生するレベルを言います。

睡眠時無呼吸症候群が問題なのは、ただ単に呼吸が止まる、眠りが浅くなって昼間眠くなる、と言った点だけではなく、重大な事は放っておくと、明らかに死亡率が高くなる事です。

「呼吸が止まって死ぬというのではないんです。睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、脳血管障害や心臓血管障害などの発作を引き起こして命を落とす人が増えるという事が、いま問題になっています。たびたび呼吸が止まって酸素濃度が下がる事で、体の中にいろいろな影響が及んで行きます。それが原因で動脈硬化が進むために、巡り巡って命を落とすという事です。」(子島潤教授)

睡眠時無呼吸症候群の患者様が高血圧や心筋梗塞、脳卒中などを合併するリスクは2~7倍も高いとされています。

2004年から、内科や耳鼻咽喉科で睡眠時無呼吸症候群と診断された患者様は、健康保険が適応される歯科での「口腔内装置」治療が可能になりました。
睡眠と歯科領域に関連して、医科・歯科の連携がすでに始まっております。

睡眠時無呼吸の改善 | <練馬区 歯科>

日本では睡眠時無呼吸症候群の患者様が約200万人いるとされていますが、見過ごされているケースが多いようです。
また、日本人は欧米人に比べて原因の一つとされる肥満は少ないが、発症しやすい頭や首の形態をしているので注意が必要です。

無呼吸になる原因の多くが、舌根が気道に落ち込んだり、扁桃腺肥大で気道が閉塞する「閉塞型」です。
呼吸中枢機能の低下で起こる「中枢型」は少ないとされています。

閉塞型の治療法は、気道の閉塞を防ぐ「鼻CAP(シーパップ)」という装置の利用が基本です。
睡眠時に鼻マスクを装着して、器械で加圧した空気を送り込むという装置です。
しかし軽症の人はマウスピースの一種である「口腔内装置(スリープスプリント)」の使用で閉塞を防ぐ事が可能です。
寝る時に「口腔内装置」を歯に被せ、下あごを前に突き出す事で、舌根が気道に沈み込む事を防ぐという治療法です。

内科と歯科が連携して睡眠時無呼吸症候群の治療に当たっている鶴見大学歯学部の子島(ねじま)潤 内科教授は、「いびき外来」で多くの患者様を診察してこられました。

「比較的軽症な患者様や、中等症でも鼻CAPがどうしても合わないという患者様は歯科に紹介し、専門の歯科医師によって特別なマウスピースを作ってもらいます。これで無呼吸の状態はかなり改善されます。」(子島潤教授)

睡眠時無呼吸が起こす大事故 | <練馬区 歯科>

「睡眠と歯科の深い関わりについて」

睡眠時の歯ぎしりは、人に指摘されて初めて気がつくが、睡眠時の無呼吸も、本人には自覚がありません。
激しいいびきの後に呼吸が止まることを、家族や友人に指摘される事が多い。

呼吸停止で眠りが中断され、深い睡眠が取れないため、日中ひどい眠気に見舞われ、仕事や社会生活に支障をきたす事もあります。

この眠気は会議中でも運転中でも所かまわず襲ってきます。

20世紀後半に起きた重大な事故である、スリーマイル島やチェルノブイリの原発事故、スペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故、アラスカ沖の客船座礁事故などは、いずれも担当者のひどい眠気が事故の原因となっています。

その中には「睡眠時無呼吸症候群」という病気が潜む物もあるといわれ、アメリカで大きな問題となりました。

日本でも2003年に起きた山陽新幹線の居眠り運転事故は、睡眠時無呼吸症候群が原因だという診断結果が出ています。
さらに詳しく検索出来ます☟
カスタム検索

マイスター春日歯科クリニックまでの道順動画

院長 遠山の英語でのプレゼンテーション

院長 遠山による咬み合わせの作り方